カテゴリ
全体 働くママの生活 保育園の生活 子どもとの生活 オペラ座の怪人 音楽との生活 ヴァイオリンとの生活 日々の生活 おいしい生活 アウトドアな生活 お芝居・ミュージカル 動物との生活 オットの作品 がんばれ!おべんとう お夕はん献立表 更新情報 はじめに HOME
以前の記事
2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 more... 最新のトラックバック
フォロー中のブログ
タグ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 05月 18日
家族ではまっている大河ドラマ「龍馬伝」。
江戸東京博物館での特別企画「龍馬伝」展を家族全員で見てきました。 混んでいるだろうと覚悟していたので朝一番開場と同時に入るつもりだったのですが、 出かけるのが遅くなってしまい、到着したのは開場して1時間近く経った10時半。 待ち時間なしでは入れましたが、すごい人ごみ! 辛抱強く並んで待たないとひとつひとつの展示を見るのは難しい状況、 これはハルには無理だと判断して、あっさりと列を離脱。 龍馬の鉄砲や刀、勝海舟の望遠鏡や 今までに登場した人物(武智半平太や山内容堂、吉田東洋など)の絵や写真を さらっと見るだけに留めました。 500円で音声ガイドを借りたのですが、解説を話しているのが弥太郎役の俳優さん。 (今のところ)コミカル部門担当(?)の弥太郎、ハルはこの音声ガイドを順番に聞くことに 意識を集中していました(笑)。 「龍馬伝」のオープニングテーマから始まり、途中では土佐弁の「弥太郎」も登場。 借りてよかった。 そうでないと、人ごみで何も見えないし(汗)、さっさとハルは飽きてしまったでしょう。 大人分も合わせて3台借りたのですが、もちろん大人にもわかりやすくてとてもよかった〜。 おもしろかったです。 あれも見たい、これも見たい、でも人ですごいしハルのペースで・・・と思い、 書簡類はすべてばっさりカット。 もっと空いていて、自由に見たいものが見られる状況であれば、 ハルももうちょっと楽しめたんじゃないかな〜というのが心残りですが、 テレビの中のお話ではない、実在のフィクションだということを 少しは感じてくれるといいなあというのが、私の欲張りな願い。 「これ、本物??」とハルの反応が一番良かったのは、岡田伊蔵の鉄砲でした。 (龍馬の鉄砲は人ごみがすごすぎて、一瞬しか見えなかった。) そういえば、伊蔵や龍馬云々抜きにしても「本物の鉄砲」を見ることなんて 普段はないものねー。 出口のグッズ売り場で展示品の図録を購入。 \2.400でしたが、中身を見たらこれは安いと感じる内容でした。 実物はほとんど見られなかったけれど、この図録でしばらく楽しめそうです。 (へー!こんなもの展示してあったんだー!と驚きの連続(笑)。 龍馬の着物も気がつかなかったし、新撰組の名簿だとか 平井収二郎が獄中で板壁に爪で書いた辞世の句とか・・・etc、見たかった!!) これだけのものがひとつの場所に集約してあるのはスゴイことなんだろうな。 ここまで史料が揃っている・残っていることもスゴイこと。 (龍馬って人気はあるけれど、史実上で相対的に見た場合には それ程大きな存在ではないでしょうに。) つまり幕末ってほんのつい最近の出来事だったということなんだな〜と体で実感しました。 龍馬展を出た後、常設展にも足を運んでみました。 開館直後に一度来たことがありましたが、10数年ぶり。 でもたぶん、ほとんど変わってない(笑) ハルはサザエさんのような昭和の時代の家屋の中に入り、 冷蔵庫に興味津々でした。あれって氷入れて使うのかな? 時間があれば平日に大人だけでもう一度ゆっくりじっくり見たいなーと思える内容。 かなり面白いものがたくさんありました。 大政奉還のアイデアを書いたものとか。 見ごたえたっぷりの龍馬展。 東京では6/6までだそうです。 ・・・また行きたいなー。 #
by rejoiceoct5th
| 2010-05-18 17:48
2010年 05月 16日
毎日必死に走って生活しているような状況ですが、
そんな中でも少しずつ4月からの新生活に親子ともに慣れつつある気がします。 仕事はともかく、家ではもっと肩の力抜いてー、と思うのですが、 どうしても気負いすぎてしまい、ハルに窮屈な思いをさせているだろうなあ・・・と 自覚しているのだけれど、自分に余裕がないと(以下、いつもと同文(笑))。 さて、14日の金曜日に小学校の家庭訪問がありました。 16:20~のお約束、13時過ぎに職場を出て、途中でお茶菓子を調達して 14時20分に帰宅。 ハルは初めて学童を休み、初の集団帰り。 とても誇らしげ、得意げな顔で帰ってくるなり、 同じマンションのお友だちと外で遊びたいと ランドセルを放り出して飛び出す勢い。 おお!何だか嬉しいぞ。いかにも小学生! とりあえずおやつを食べましょと家へ押し込み、 毎日の日課(持ち物をしまう→手洗いうがい→おやつ→チャレンジのドリル)をうながしたのですが、 ものすごい勢いでそれら全てをこなし(おやつも食べるのがもどかしかったらしく、残した!)、 ぱーっと外(マンションのエントランス~駐車場付近の子どものたまり場)へ飛び出して行きました。 そして私は黙々と掃除・掃除。。。 日ごろのツケなので仕方ないのですが、先生がいらっしゃるぎりぎりの時間まで、 ソファの上に山になっていた洗濯物を畳んでいました(汗)。 間に合ってよかったけど、予定時刻より数分早く到着されたので焦りました~。 滞在時間は15分の予定でしたが、わが家が最後であることを知っていたので お疲れのところを申し訳ないと思いつつも、思い残すことなくたっぷりと お話させていただきました。 正味45分。(先生、すみません。) とにかく学校も学童もとても楽しいようで、毎日嬉しそうに登校していること、 親としてはあれこれ心配なことはたくさんあるけれど、 まずは楽しく通えていることが何より嬉しいとお話すると、 先生からもそれが一番何より、学校では休み時間にねんどをしたり、外で遊具で遊んだり、 自分のペースで(やっぱり(笑))楽しんでいますとのことでした。 入学当初は休み時間にサッカーをやっている集団に入っていたそうなのですが、 ついていけないと気づいて離れ、その他の遊びに移ったようで、これもしごく納得。 本人としては「もう1年生だし、自分もかっこよくサッカーだってできるもん!」と張り切ったんだろうなー。 そして撃沈。目に浮かぶ(苦笑)。 でもそこでさっさと別の遊びに移れる「自分の世界」を持てているハルは強い子なのだと思います。 お友だちとは少々小競り合いになることがあって、 そうすると「ちょっと」泣いたりしていますがまあ「ちょっと」だけで・・・とのこと。 ん?ハルは「小学校では泣いてない(学童では泣いちゃったけど)」 と言っていたけれど、若干誇張があったな(笑)。 保育園では良くも悪くものんびりマイペース・幼い子だったので、 周りとペースがあわなかったり、周りの子がハルののんびりさにいらいらしたりで、 ちょっとしたトラブルは常に付き物だったということ、 特に一人の男の子がどうしてもハルが気になるようで、いつも手を出されては泣き・・・ というパターンが出来上がっていたことを、さらっと実名を出してお話すると、大ビンゴ! その子と1年生でも同じクラスになったのですが、 やっぱりその子との小トラブルを繰り返しているようで 先生は「同じクラスになっちゃいましたねえ」 「しかも背の順が続いてしまって・・・、この調子があまりにも続くようなら、 今度の遠足ではハルくんは先頭で私と手をつないで歩こうかと思ってます。 せっかく楽しい遠足がトラブルばっかりじゃお互いにつまらないでしょう。」とも。 正直、このトラブル云々よりも、始まってまだ1ヶ月、30人いるクラスの中、 そこまで細かく先生の目が行き届いていることに驚きました!! (背の順で歩いていて、ハルが歩くのが遅くなると後ろから押したり キックが入るというパターンが出来上がっているようです。 他にも「集合」と言われてハルが行くのが遅かったからパーンチ!とか(苦笑)。 お互いに気になる存在だからトラブルになるんだと理解しているのですが、 よっぽどその小競り合いが目立っているのかな(汗)。 でも保育園時代と比べたらずいぶん落ち着いているはず!) 私としてはその子とは年々トラブルが減ってきているので、、 この1年間でお互いに上手に付き合えるようになってほしい、 なので同じクラスになってかえって嬉しいと思っているとお伝えしました。 これは本当に本心。この子は1対1で仕掛けてくるだけだし。 (もっとつらいコトしてくる子とはクラスが離れて、正直ほっとしてしまった情けない母です。) この話しから、ハルの「のんびり・マイペース」なことへの親としての心配、 先生のお話しを聞いているか、みんなのペースについていけているか、 ぼんやりとして置いていかれていないかという、 私が一番お話したかったメインテーマへ。 4月末の懇談会の後にもこうしたことを心配していると先生に個別でお伝えしていたので、 先生もその後ちょっと気にかけて見てくださったようでした。 まあ、確かにのんびり・ぼんやりは相変わらずのようです。 でも、本人なりに入学してとても張り切って頑張っていたようで、 「一度エンジンがかかれば、その後はとってもてきぱきできる」のだそう。 エンジンがかからずにぼんやりとしてしまっている時は先生が声をかけてくださっているようで、 ありがたいです。。。 特に疲れてくる5時間目がダメだとかで、睡眠時間の不足が気になる私としては 耳が痛い。そうかあ、そうだよなあ。。。 「とても正直な子で、つまらないとか、飽きてきたということがはっきり態度で分かります」 ・・・すみません。ああ、これも目に浮かぶよう。 名前順で席が決まっていて、ハルの列は廊下側の一番はじなのですが、 「ただの名前順なのになんで?というくらい、似たタイプの子が同じ列に固まっていて、 みんなのーんびりしていて、4月の最初は一斉指導が通りづらい列でした」とのこと。 知っている子が多いのですが、へえ、そうなんだ。 ハル以外はみんなとてもしっかりしているように見えるんだけれど。 「でも、のんびーりしているけれど、素直な子どもらしい、 性格のいい子たちの列なんですよ」とも。 それぞれの顔を思い浮かべ、それは納得。 ハルも素直(悪く言えば幼い)です、とても。 「学習に対しても素直な姿勢なので、入りやすいと思いますよ」とも。(だといいなー。) (その他、リーダータイプが揃った血気盛んな列とかもあるそうな。) 保育園時代、あまりにも周りのペースについていけず、先生から 「小学校に入ってからもこのままだと、お友だち関係でも一斉授業でも苦労してしまう!」と 再三心配されてきたハル。 入学後もとても張り切っている状態にも関わらず、 ランドセルをからっぽの状態で帰ってきたり、 始まって3日で消しゴムをなくしたり(翌日戻ってきたけど)、 いよいよこの子は「何らかの特別なケア」を必要とする性質を持った子どもなのではという 疑いを持って見てきました。 実はその懸念を懇談会後に先生にお話していたのですが、 今のところ「一度始めてしまえば集中力は持続できているから、その心配はないと思う。 クラスに何人かいる、のんびりぼんやりしてしまうタイプの子どもです」 とのことでした。 焦っても仕方ないので、根気よく成長を待つしかないんだろうなあー。 気長な母にならなくては。生活でも学習でもバイオリンでも。 このメインテーマに20分ほど費やし、残りの時間で家庭学習について質問。 今の時代は情報が溢れすぎているし、家庭学習(特に親の役割)に重きを置く風潮で、 正直戸惑っている、先生としてはどのようにお考えでしょうかとお聞きしたところ、 「小学校の間、特に低学年の間は宿題だけで十分。 本人がそれ以外にやりたいというのなら別だけれど、 今は宿題の他は、好きなことをして外を走り回っているのが一番大切。」 というシンプルな回答。 「例えば、今は国語の時間にひらがなの同じ字を何回も何回も 繰り返し書く練習をしているけれど、あれでも正直、 あの子たちにはかなり負担だと思う。 今の時代はある程度のことが求められているから、 今やっているところまではがんばってやらせるけれど、 プラスしてノートにも書かせようと思っていたことは、負担になるので私はやめた。」 「たくさん来るDMを見て通信教育をやりたがる子もいるけれど、あまり負担にならないように。 今の時期に勉強がつらいものだとか、つまらないものだと思ってしまうのが一番心配。 今の時期は学ぶことは楽しいことであるべき時期。 勉強を本当にがんばらなくてはいけないのは、中学・高校での話し。 今から勉強で大変な思いをしてしまうと、中学・高校でがんばれなくなってしまう。」 ・・・私が求めていた答えはこれだ!!と思いました。 ハルの熱烈な要求に応えて始めたベネッセの通信教育、チャレンジ。 分かっている問題であっても作業することが意外と多くて時間がかかるし、 どんどん授業の先取りになってきてしまって、内容的にも初めてのことが多くなり、 親子ともに負担感が日に日に高まっていました。 私のストレスの原因のかなり大きな1つ。 わずかしかない親子の時間に、こんな大変な思いをしなくちゃいけないの? こんなことしてたら勉強がキライになっちゃうよ?? やめたいけど、本当にやめていいのかな。。。その背中を押してもらいたかった。 先生の回答は、そんな私のまさに求めていた内容で、 一気に肩の荷がおりました!! よーし、もう先取りなんてしない。復習だけにする。 子どもが自信を持てることを最優先にする。 本人が絶対にチャレンジは辞めないと強く言い張るのですぐにはやめにくいですが、 とりあえず授業で習うまでは寝かしておいて、 せっかくついた学習習慣は毎日の簡単な復習だけにしておこう。 あちこち脱線しながら、こんなお話をしながら45分。 見るところはしっかり見てくださっているけれど、おおらかな先生で、 私たち親子にぴったりな先生だなあと感じています。 (そのおおらかさが苦手な保護者もいるようですが。。。) 日に日に、私は先生にホレこんできました。 おまけ。 お話の中で、先生が 「のんびりした子だから、そのペースに合わせてあげましょう、 無理させても意味ないですよ、勉強でも音楽でも。」とおっしゃったのですが、 ん?音楽?? 音楽をさせていることは一言もふれていなかったので 「なぜに?」と思ったのですが、 帰宅されてから部屋を見回すと、先生が座られていたところのちょうど視線の先に 譜面台が! その上には手書きのカラフルな譜面などが置きっぱなし。 先生、お見通しかも(苦笑)。 バイオリンで上手にスケール弾くよりも、 外で走っているほうが大切なのは分かっているけど、 できればバイオリンも外遊びも両立してもらいたいと願ってしまう親心。。。 #
by rejoiceoct5th
| 2010-05-16 03:06
| 子どもとの生活
2010年 05月 03日
ここ数年の新たな趣味、ミュージカル観劇。
ですがユウを妊娠中、臨月で行った「55ステップス」を最後に、1年半近くお預け状態になっていました。 この半年ほどは「そろそろ行きたい・・・うずうず」といった感覚になっていたのですが、ようやく今日、観に行くことができました! 行けるぞ、となったのはついおとといのこと。 何を観に行こうか。。。 クラシックコンサートも行きたかったのですが、行きたい日程で全然オーケストラ公演がなく、断念。 ラ・フォルジュルネも、今年のテーマはショパン。 うーん、あまり食指が動かない。 どのみち、こんなぎりぎりではほとんどチケットは完売だし。 で、ミュージカルに的を絞ったのですが、毎月送られてくる劇団四季の会報を毎月「これも観たい~、あれも観たい~」と目移りしながら楽しんでいますが、1年半ぶりにいざ!となると、なかなかコレ!と決心がつかない。 この春から始まった、新たな劇団四季作品、The Sound of Music。 言わずと知れた超名作。 観たいような、観るのがこわいような。。。 ジュリー・アンドリュース主演の映画は、私が初めて観た映画でもあり(4歳ぐらいの頃、母に連れられて映画館で字幕版を何回か観ています)、おそらくMy Bestの映画でもあります。 ビデオ・DVDでは何回観たかわからない。 字幕なしで観られる唯一の映画です。だって、せりふ覚えてるもん。 思い入れたっぷり!! そんな作品を日本人が演じる。 やっぱり、ちょっと不安でした。 でも、公式HPのプロモーション映像を観ていたら「あれ、意外といいのかも」と思えた! なかなかつながらない前日予約の電話、やっとつながったと思ったら最後の一枚でした。やった! あまり期待しすぎないで行こう、と思って向かった劇場。 始まりは、なんとシスターの合唱。 これから始まるのか! 修道院の合唱(これ)はポピュラーな他の曲に埋もれがちですが、大好きな大好きな曲。 (確か映画版では本当の修道院の聖歌隊が歌っていたんじゃなかったかな。遠い記憶なので不確ですが。) この合唱を生で聴けるなんて。。。と感動したあたりで、一気に舞台の世界に引き込まれていました。 そしてマリアの登場、名曲The Sound of Musicが高らかに歌い上げられます。 元気なマリアだ! 映画で観たシーンが次々に舞台で繰り広げられます。 映画のようであり、また別物のようでもあり。生の舞台はいいなあ。。。 待望の子どもたちが登場、予想通りかわいい。 そして予想以上にいい! ただかわいいだけじゃない、小さいだけじゃない。すばらしかったです。 ぽんぽんと名曲が飛び出しますが、中でも一番有名な「どれみの歌」。 この歌がこんなに感動できるなんて知らなかったよー。 映画でも大好きなシーンですが、観ていて楽しい!元気になる!というシーンでした。 でも今日はどれみの歌で泣けました。 歌詞なんておなじみの「どはどーなつのどー」ですよ。内心「ふふっ」と笑ってしまいました。 (この歌は生意気にもDo, a deer, a female deer・・・で最初に覚えているので、未だに「どーなつのどー」は違和感がある。) にも関わらず!!内心で笑いつつ!目には涙。 このときの気持ち、うまく表現できませんが、乱暴にまとめると「音楽ってすばらしい」ということ。 音楽の持つ力に圧倒されて、気持ちがどわーっとあふれてしまった感じ。 映画よりも分かりやすい作り、テーマがシンプルにはっきり打ち出された作りでした。 家族の絆、音楽のすばらしさ。 今さらながらこの作品がなぜ「The Sound of Music」というタイトルなのか、思い知らされた感じがします。 音楽の原典は歌なのだなあ・・・ということも。 自分の気持ちを表現する歌。 寂しいときに元気を出すために歌う歌。 歌の持つ力。音楽の持つ力。 シンプルだけど大きなその力。 その力を知ることができる人は幸せだなあ。シンプルな音楽の力の偉大さ。 テクニックなんて二の次だ。 下世話なことを言えば、子役たちの歌唱力はそれほどではなかったと思います。 歌唱力よりも演技力を重視されていたんじゃないかな。 でも、それが大正解なのでは。 うまくキレイに歌うだけだったら、どれみの歌で涙することはなかったはず。 ちょっといまいちな音程も歌声も、「歌うって楽しい!!」という強い気持ちが乗った歌の力で全て帳消し。 すばらしかったです! (それにこの子役たち、上演を繰り返す中でどんどん成長するでしょうね~。おばちゃん、楽しみ。) これは子役以外にも当てはまることでした。 私もたまにいじわるに作品を観てしまうことがあって「うーん、歌がちょっと。。。」と思ってしまうこともあるのですが(たぶん、あまり作品に入り込めなかった時)、この作品の前ではそんな野暮なことを感じる暇もない。 たとい俳優さんの音程が狂っても、合唱のハーモニーが一瞬崩れても、Climb Ev'ry Mountainでホルンが音を外しても、そんなことは全く問題にならない! かなりカットされるのではないかと危惧していたのですが、聴きたかったナンバーは全て網羅されていました。 最後の音楽祭でのエーデルワイスでも、涙涙。。。あちこちでもすすり泣きが聞こえてくる。 この母国を愛しているのに、愛しているからこそ離れなくてはいけない。 そんなトラップ大佐の気持ちがストレートに響いてきました。 私、ミュージカルで泣いたことってほとんどないのです。 じーん・・・とは来るけれど、涙ぽろぽろまでにはならない。 (オペラ座のmy楽の日、「もう観られなくなるー!!」とカーテンコールで泣いたことはありますが(笑)。) 映画版でも泣いたことはないのに、なんで今日はこんなにぽろぽろと泣けてしまったのだろう。 最後はClimb Ev'ry Mountainを院長が高らかに歌い上げ、フィナーレ。 はあ・・・、いい作品でした! 劇団四季・東宝ミュージカルの作品をこの数年観続けていますが、オペラ座以外でリピートした作品はまだありません。 Jesus Christ Superstarやウェストサイド物語も「また観たい」と思ったけれど、それは「また次に東京で演る時にはもう一度観よう」という意味でした。 The Sound of Music、これは今期の間にリピート決定です!! ジュリー・アンドリュースが大好きですが、それと比べようなんて気ももう起こらない。 この名作の持つ作品の力、音楽の力、生の舞台の力、四季の俳優さんの力、子役たちの力。 いろいろな力が合わさって、すばらしい舞台でした。 劇団四季、この不朽の名作をよくぞここまでの舞台にしてくれました! あと、この作品はほとんどダンスがないので、歌メインの俳優さんが多いであろうということも魅力的。 歌って踊れるミュージカル俳優。 でもどっちも最高のレベルにしろというのは酷な話しで、やっぱりバレエ出身の俳優さんと、芸大の声楽科出身の俳優さんでは、得手不得手がはっきりある。 オペラ座はクラシカルな歌をしっかり歌わなくてはいけない一方、トウシューズをはいてバレエも踊らなくてはいけない役どころが多く、「仕方ないけれど、もっと歌える人がメグをやってくれたら・・・」と感じてしまうことがありました。 でもこのThe Sound of Musicはせいぜい社交ダンスぐらい(笑)。 しっかり歌ってくれる俳優さんが多くて、聴いていて気持ちよかったです。 さて、次はいつ行こう。 そしてできたらハルにも観せたい。 ミュージカルデビューはライオンキングのつもりだったんだけど。。。 まずはさっさとライオンキングを観に行って、The Sound of Musicが終わってしまわないうちに一緒に行きたいな。 まずは映画版DVDを一緒に観てみようかなー。 映画のメリーポピンズが大好きな子だから、歌の世界に入っていけることを期待。 プロモーション映像 公開通し稽古映像←こちらのほうが臨場感あって楽しい! おまけ 今日のマリアは笠松はるさんでした♪透明な澄んだソプラノ。 前にウェストサイド物語を観た時のマリアがこの方だった。 この映像の井上智恵さんより私は好みです。 院長が存在感ある歌唱力でまた満足。秋山知子さん。 オペラ座のマダムジリーで拝見しました。 トラップ大佐の鈴木綜馬さん、なんかトラップ大佐かっこよすぎないですか!? こんなお父さんだったらいいなーと思ってしまうかっこいいお父さんでした。。。 おまけ・2 便利な世の中、インターネットで検索したら、実際のトラップ大佐はとても優しい人であったらしく、家族は映画やミュージカルの大佐の描き方に大きな不満を抱いているとか。。。 初めて知った。 また本場オーストリアではほとんど上映・上演されていないそう。 当時のオーストリアは積極的にナチスの併合を受け入れたため、当時の自国の暗い過去を思い出させるこの作品は敬遠されてきたとか。。。 あと映画版に1シーンだけ、実際のマリア・フォン・トラップが通行人役で出ているそう!うわー、探したい! おまけ・3 トラップ大佐の鈴木綜馬さん、私は初めてだったのですが、なんと!ファントム経験者なんですね!!! youtubeで早速見てみましたが、かなり好みのファントムだーーーー! 病気が復活しそう(笑)。 #
by rejoiceoct5th
| 2010-05-03 00:21
| お芝居・ミュージカル
2010年 05月 01日
2010年 05月 01日
リビングに子どもたち二人を残し、オットと別室で作業をしている時のこと。
ハルが 「パパ、ママ。こっちに来てユウが悪いことしないように見てて。 ぼく、トイレに行きたいから。」と頼みに来た。 ・・・ごめん、ごめん! すっかり「おにいちゃん」だなあーと実感したひとときでした。 おかげさまで、ハルは毎日とても楽しく学校へ通っています。 ユウもすっかり新しい保育園になれたよう。 夕方、お迎えへ行くと何とも言えない満面の笑みで駆け寄ってきてくれます。 ああ、新鮮。。。ハルは2歳児ぐらいからすでに「まだ帰りたくない」とぐずる子だったから(苦笑)。 ハルにもこんな頃があったのになー。 1年生のハルは、相変わらずぼんやりちゃんもやっているようで、何か聞くと 「うーん、それは先生の話しが長かったから忘れちゃった!」なんて言っていますが、 なるべく目くじらたてずに、あたたかく見守ろうと何回も自分に誓って、毎日過ごしています。 最初の1週間半ほどは「最初が肝心!最初に習慣づけてしまえば、後がらく!」と私が勝手に気負いすぎ、ずいぶんハルに厳しくしてしまいました。 帰宅後、しばらくはのんびりゆったりタイムです。 ハルの話しをゆっくり聞いてあげたい。 でもそののんびりタイムのおしゃべりの中であれれれ??というツッコミどころが顕になり、 教科書がどこかにいってしまったり、授業中にみんながやっている問題をやっていなかったり(後ろの子もやっていなかったからいいかなーと思って、という言い訳付)、消しゴムがなくなっていたり、なーんてことが一日に何個も重なった時には、「烈火のごとく怒る」を地でやってしまいました。。。 (「にほんごであそぼ」カルタに「烈火のごとく怒る」という札があり、親子でツボにはまっています。ママのことだねーって・・・(汗)) 後から冷静に振り返ると、そんな日はお迎えの時が雨で、「お迎え1時間コース」の日だったりするんですよね。 要は自分に余裕がないだけ。 怒るというより吠える日が何回かあり、さすがに私も学びました。 このままではまずすぎる。 とにかく毎日楽しく学校に通っているのが一番。 家が憩いの場でなくなったら、外で荒れるのがセオリー。 子どもの性質は変えようと思って変えられるものではない。 だったら持って生まれたものにプラスの意味付けをするほうが親子とも幸せ。 無理に変えようとすれば親子で不幸になる。 学校のことを話して怒られるのでは、何も話さなくなってしまう。 何より、ハルの自己評価が下がってしまうのが一番心配。 あたたかく見守れる母でありたい。 自分の忍耐力、寛容さを試される日々です。 #
by rejoiceoct5th
| 2010-05-01 02:40
| 子どもとの生活
|
ファン申請 |
||