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2008年 04月 09日
ようーーやく落ち着いてきたので、書けること。
月曜日は部署の歓送迎会でした。 春は出会いと別れの季節。 社会人に異動はつきもの。 ですが、今回の人事異動は特殊で・・・。 まさに「制裁人事」「見せしめ人事」と言われても否定できないような人事異動。 「出る杭を打つ人事」とさえ思える。 2年間、部署に新風を巻き起こし、 数々の実績を打ちたてた入職7年目の人材が異動対象に。 モチベーションが高く、仕事ができる。 決断力があり、人を動かす力があり、細かく緻密な事務作業もきっちりこなし、 周囲への気遣いも抜群。 まだこの業種では日の浅い広報分野にたけていたことも、部署として大きかった。 でも。 ただですら人材不足な部署で、仕事ができて、 今まで「ざる」状態・付け焼刃状態だった広報分野を 計画立ててびっしりと埋めていくには それなりの労働時間=残業時間が必要でした。 月に100時間を超える残業は、17時定時で帰れる部署も多いこの業種では かなり珍しい現象で、 ちょうど「人件費削減」「職員の心身状態の保全」をトップが謳いだしたタイミングと 重なってしまい、、、ばっさりと切られました。 ひとつの部署に6~7年間ほど在任することが常の職場で、 異例のたった2年間での異動。 しかも、「絶対に17時で帰れる」部署に。 やり残したことというか、これからやろうと計画を立てていたことが山のようにあり、 それらが全てが途中で、慌しく引き継がれていきました。 本人もある程度覚悟していたことではあったようですが、 警告を受けまくった一年目を受け、担当業務を再配分したことや 本人の工夫(タイムカードの偽り含め(-.-;))で 二年目は年間で200時間ほど残業時間をカットできた矢先。 職場でのコミュニケーションを大事にする人でもあったので この異例な内示を受けたあとも、計算ずくの「適度」なぐちを冗談まじりでこぼす程度で 笑顔でかわしていましたが、 送別会の最後、部署の職員ひとりひとりからの直球交じりのメッセージを受け、 最後はポーカーフェイスを崩して、男泣きでした。 異動していく人間も、残された人間も、誰も「嬉しくない」異動。 残された立場としても、かなりな痛手を負います。 代わりに入ってきたのは、新卒の新人さん。 結果、入職してようやく一年経ったばかりの職員にも かなり重い業務が「メイン担当」としてわんさか割り振られました。 正直、気の毒。 いったい、上は何を考えているんだ。。。と一言、物申したくなります。 ある程度業務量が決まっているルーティンワークをこなすならともかく、 広報分野を扱う部署で、単純に「残業時間」をものさしに測られても。 問題とするなら(確かにその業務量のあまりの多さに対しては 何らかの上からの配慮をすべきだと思うのですが)、 部署ごとの配置数を見直すとか、もっと根本的な解決をのぞみたい。 仕事の「進め方」が緻密すぎることが、上司によく思われていなかったことも 影響としてあったはず。 たまたま「ざっくり」型の上司にあたってしまったがための不運とも思えて、 余計に切なく、悲しく、怒りがこみあげてくる。 サラリーマンって悲しい。 もっと別の対応の仕方があったのではないのか。 なにか「評価」する手立てがないのか。 これでは、なんの評価もされず、残業時間だけが理由の「仕打ち」としか 思えない。 異動していった「絶対に17時で帰れる部署」は、 一度配置になると10年ほど動けないという目に見えない不文律があるそうで、 「僕の30代はこれで終わった」と言っているのも、また切ない。 異動先の様子を聞いても「14時以降は瞑想して定時が来るのを待っていた」とか。 組織の中で重要な位置にある部署で、決して左遷とかのイメージではないのですが、 なんとも、かんとも。。。 後ろばかりを向いていても仕方ないので、もう前に進むしかない。 歓送迎会で改めて実感したこと。 今回の異動でのメリットは ・部署 :強力な人材を失うことをカバーするため、部内の職員の団結力が高まったこと ・異動になった本人 :連日の深夜帰りから開放され、妻子と過ごす時間が増えること 「広報のスペシャリスト」から「ゼネラリスト」への道が拓けた・・・こと? のようです。 奥さんともお付き合いあるので、早く帰れるようになったこと自体は喜ばしいんだけど…、フクザツな心境。 あ、あと椿山荘でおいしいローストビーフが食べられたことか。(@歓送迎会) むう。 がんばろう。
by rejoiceoct5th
| 2008-04-09 19:36
| 働くママの生活
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