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2006年 10月 13日
もうだいぶ長いこと、自分ひとりだけで楽器を吹いてきました。
誰かと、他の楽器と合わすことは、もう1年以上きれいさっぱりなかったのです。 それが今回突然オーケストラの中で吹くことができて、 ああ、やっぱり・・・と思ったのが、自分のピッチ・音程感の悪さ・悪化でした(涙)。 まあ、チューナーも電池が切れてからもう何年?という感じでしたし、 当然なのですが・・・。 いやはや。 どうやら全体的に低くなってしまっていたようで、 (音程感が悪くなったというより、相対的に下がってしまった感じ。 基本のAの音が取れなくなっていたんですねえ・・・。) 一番最初に乗ったハイドン(また音程がめちゃくちゃシビアに問われる人)は ピッチを上げることに終始して終わった感じでした・・・、とほほ。 (どうしてもハイドンの間に合わせられなかった音がひとつ、High E、 得意技の「吹くまね」を連発させてしまいました(笑)。 この音でのソリのユニゾンが多かったし(涙)。) ↑それにしても、我ながらなんて低レベルな問題なんだ・・・、ああ・・・(涙)。 朝の9時半から音を出し始め(最初は降り番だったけど) 午後一くらいでようやくピッチが落ち着き、楽器も自然に鳴らせるようになりました。 自然に音が鳴る。 この状態になると、私の場合「楽器が物理的に軽くなる」感覚がします。 無理やり音を鳴らしている間は、楽器が重いのです。すごーく。 きっと、いらない力がいっぱい入っているのでしょう。 必要以上に息を吹きいれ、勢いで鳴らしているはず。 音量は出ても、響いていない状態。 力が入っているので、手や指や腕も、疲れます。 本来は力はまったく入らないはずの指まで、痛くなります。 (具体的には、右手の小指。フルートを吹く人には、この指が痛くなるのが すごーーく間違っていることがお分かりいただけるかと・・・。) それが、いつのまにか自然に音が、楽器が鳴るようになると、 いわゆる正しい「三点支持」ができるようになるらしく、 楽器は自然に乗っかっているだけの状態になるのです。 すごく軽いものが、ふわっと手に乗っかっているだけの感覚。 この感覚も、ずいぶん久しぶりに味わうことができました(^-^) 忘れないうちに、また吹かなくちゃ! ・・・と思っているのに、また唇に水ぶくれができてしまった(涙)。 (しかも同じ場所。なぜ?) またしばらく吹けないかなー。
by rejoiceoct5th
| 2006-10-13 23:55
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