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2010年 07月 12日
2年に一度のバイオリンの発表会が昨日ありました。
2年前は見学だったハル、今回初参加。 大変大変長い発表会でした。 というのも、発表会は12時半から16時半まで、 発表会の時間としては至って普通なのですが、 生徒は一切途中退出できないのです。 休憩が一回あるのみ。 ちなみに集合は11時。(生徒席に座って弦楽合奏のリハが終わるのを待ち、 集合写真を撮るのみ。なのに1時間半前集合。) 本番だけでも丸4時間の発表会、大人でも聴いているのは楽しくもしんどかったですよ! 一部は3名ずつのグループ演奏。 総勢70名近い生徒(余談ですが、スズキメソードでは「弟子」という雰囲気はなく、 あくまでも「生徒」と括られる)をさばくのにはグループにするしかないのでしょう。 (最近気付いたのですがスズキだからというより、この先生のやり方かと。) 2年前に初めて見たときは「発表会ぐらいソロで弾かせてあげればいいのに。これだからスズキは!」と思ったものです。 (あと、2年前には「一人の先生で70人の生徒。一日何人見ているんだろう?」と考えた(笑)。) 「きらきら星」のなごむ、かわいらしい演奏から始まり、ハルは8番目。 同じくらいの年齢の子どもたち3人で、足掛け半年以上も弾いている「ゴセックのガボット」を 何とか弾ききりました。 後から聞いたところ緊張していたようですが、 順番を待っている私も何だかどきどき緊張しましたよ。 だって当日の朝、家で弾かせてみたらぼろぼろなんだもの。。。 いつもは全然平気なところがぼろぼろ!! ど、どうしちゃったの??という感じ。 でも、本番はがんばりました。おつかれさま! (斉奏だからハルの音はわからないんだけどね〜。) 発表会の最初から子どもたちは生徒だけの席に座らせられ、 楽器も前もって楽屋に預けてしまいます。 その間の誘導や監視(笑)はすべて役員や係のお母さんたち。 ありがとうございます。 3名ずつのグループ演奏が一気に20数組、1時間半ちょっと。 ここで15分の休憩があり、ハルは「おやつ!おやつ!」と私たちがいる席に 駆け込んできました。 そうだね、疲れたよねーとロビーでおやつを食べさせていると 白シャツにしっかりチョコレートのしみ(-_-メ) もたもたしているとあっという間に休憩時間も終わり、 ばたばたと会場内へ。 ハルは生徒席なので、また離れます。 第二部は弦楽合奏。 参加できるようになるのはスズキの教本で言うところ「4巻途中」からのよう。 バッハのリトルフーガ。 この後、モーツァルトのディベルトゥメントやレスピーギの「リュートのための〜」が続きましたが この辺は「9巻以上」のようで、まだまだ先だなー。 (スズキを選んだ理由のひとつは「アンサンブルができる」ということだったのですが。) 特にレスピーギがよかったです。 当たり前ですが、全員「経験者」の弦楽器、それなりの響きが出ていて 聴かせる演奏でした。 その後カルテットでハイドンの「ひばり」の1楽章があり、 やっと第三部。 ここで5人だけ、ソロでの発表があるのです。 有名どころの名曲が次々に。 全生徒70数名中、ソロで弾けるのは5人だけかあ。。。 狭き門、遠き道のりです。 (ちなみにスズキの発表会は「上が白のシャツ・ブラウス&下が紺か黒、 靴下は白で、靴は黒」という鉄則があるのですが、 ソロに限り自由、ドレス可(笑)) そのまま休憩もなく、第四部。 スズキ名物の「全員合奏」。 難易度が高い曲から低い曲という順番で演奏され、 次々に生徒が増えていき、最後は「きらきら星」を全員で弾いて発表会をしめくくる、 というのがスズキの鉄則その2(笑)のようです。 コレがあるので、「きらきら星」しか弾けないような小さな子も含め 全員最後まで参加していないといけないとも言えますが。。。 4時間聴き続け、最後に70数名でのきらきら星は、何だか達成感があります(笑)。 以前に武道館でのスズキのコンサートに行った時にも思ったのですが、 「音楽を聴かせるため」と考えるとこの斉奏スタイルはどん引きなのですが、 (ビバルディのコンチェルトを何十人もで弾くんですよ!) 「みんなで一緒に演奏するため」と考えると一気にすとんと理解できるようになります。 同じような年齢の子と一緒に弾くガボット、 大勢で大音量となって弾くきらきら星やむすんでひらいて。 子どもは楽しいというか、一体感があるんだろうなあ。 それにしても丸4時間を聴き続けた子どもたち、えらかったと思う。 (本やゲーム類といった「演奏に関係ないもの」はもちろん持ち込み禁止(笑)) 毎年、聴いている子どもたちの態度が反省課題になるようで、 本番後のレッスンで先生からきつい苦言を頂戴することもあるようです。 私は生徒席から離れたところにいたので様子がわからなかったのですが、 知りたかったような、知らなくてよかったような。 帰りのクルマではハルはぐっすり熟睡していました。 (ちなみにずーっと外でオットと散歩していたユウは クルマの中でずっと大号泣。 オットはハルの晴れ姿は一切見られないまま。 こちらも二人ともおつかれさま。。。 ユウは「ぐずったら外へ」と考えてはいたのですが、 オープニングの演奏が始まったとたん、ご機嫌になって ステージのバイオリンを指さして「あ♪あ♪あ♪」と目立つ声でお話を始めてしまい、 すぐさま退出。ぐずらなくても厄介(-_-メ)) 私の両親もいまいちな体調な中、無理して孫のため、駆けつけてくれました。 みなさん、本当に一日がかりの発表会、おつかれさま。。。 +++++++++ここから雑念+++++++++ 弦楽アンサンブル、コンミスがひとり際立って目立っていて。。。 抜群にうまいのです。ひとりだけ。 群を抜いているのが素人目にもよくわかる。 弦楽が5曲ほど続いたあと、そのコンミスと先生、ビオラ、チェロで 弾いたカルテット、ひばり。 1stのあのメロディーが鳴った瞬間、会場がざわつきました。 そのくらい、目立ってうまかったのです。 「先生変えたい病」にかかっている私、 2年に一度のこの発表会、この先生の全生徒が一同に集まる。 この機会に、ずっとこの先生について弾き続けている上級生の演奏を しっかり聴きたいと内心思っていました。 そして、このコンミス。。。 一人だけ、うまいのです。 この違いはなに?持って生まれたもの??センス?本人のやる気、練習量? (もうひとつ、「お母さんのおうちでの指導がうまい?」とも思っちゃった。) 70数名いる生徒さん、たしかに一部にうまい人がいる。 ずば抜けてうまいのが一人。 まあまあうまいと思う人が数人。 その他大勢が、正直、ぱっとしない。 アマチュア、趣味が前提、このぐらいが普通なのか。 うちだってアマチュア、趣味が大前提です。 でも、2年たってこのボウイング??と思うことがある。 弾いている曲は問題じゃない。 ゴセックのガボットでいいんです。 2年間でコンチェルトを弾けるようになるのがうらやましいわけじゃない。 ゴセックのガボットでも、きらきら星でも、 もっときれいなボウイングで弾けるんじゃないか。 でも、レッスンでは具体的なボウイングに対する指示はない。 弓をひく方向についての同じ指示が繰り返しあるだけで、 ひじの高さや位置といった具体的な指示がない。 このやり方で、いずれきちんと美しく弾けるようになるのなら ひたすら信じてついていくんだけれど、正直、不安が出てきました。 ハルより数年先と思われる他のお子さんの演奏(特にボウイング)を見ていると、 個人差が結構ある。 うーん、先生によるものではなく、子ども次第なのか。 しばらく悩みます。
by rejoiceoct5th
| 2010-07-12 17:23
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