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2010年 01月 07日
醜い日記を書いたばかりですが、楽しい、うきうきすることを書いてぱーっと気持ちを切り替えたい!
mixiのvoiceでも書いたのですが、のだめ映画をレイトショーで観てきました。 お夕飯を済ませ、後はよろしくとオットにこども二人を託し、21:10始まりの映画館へ。 発券後、うきうきと売店へ。目当てはこちら、マングースストラップ付のドリンクカップ。 先日、同じ映画館でオットとハルがウルトラマン映画を観た時にも売られていて、オットが「買っておいたら?」と薦めたものの、「実際に観るときのお楽しみにする!」と買わずにいたもの。 ・・・売り切れてました。 思わず「ぎゃぼ」と叫びそうでした、本当に(笑)。 ああ、オット、いいこと言っていたんだ・・・。買っておけばよかったー!!!! かなりしゅんとしてしまったのですが(ドリンクカップというより、マングースのストラップがほしかった!)、館内に入り、予告編の中で千秋先輩とのだめのインタビューがあり、一気にテンションが高まりました。大画面で見ると、ますますかっこいい&かわいい。 本編は・・・もう大満足です!!!!! わざわざ足を運んだかいがありました。リピートしたくなる! 大画面で観る千秋先輩にくらくらしてきます。しかも指揮がかなりレベルアップ。うまい。うまいというか、指揮がかっこいい。CMでもよく流れているベト7の指揮で、右手を斜め上に数回振り上げるところがあるのですが、本当にかっこいい! mixi内かどこかで読んだのですが、千秋=玉木宏のチョイスについて、「燕尾服を着た後ろ姿がサマになる日本人は少ない。玉木千秋はその条件をクリアしているのがよかった」というコメントを思い出しました。ドラマ編よりもヨーロッパに移ってから圧倒的に燕尾姿が多いですもん。サマになってますよ! 同じくCMでよく流れている「1812」。原作には出てこない選曲で、なんで??と思っていましたが、今回「1812」が一番良かったと思います。拍手しそうになりました(したかった)。 大満足の大満足。 ひとりで観に行ったし、隣は誰もいなかったのでものすごくリラックスして観ることができました。 が、終わった後にこの感動を誰かと分かち合いたくて仕方なかったです。。。 ネタばれだらけの感想です。ご注意を! 映画の第一音がベト7の第一楽章の「じゃん!」。 音と美しい映像(ウィーンと千秋)が繰り広げられ、一気に引き込まれました。 いきなりベト7、音楽から始まるなんて、「参りました」という心境。 上にも書いたように、千秋のベト7の指揮が格段にレベルアップしているし。。。言うまでもなく楽友協会は美しいし。 (映画の中では楽友協会についてのコメントはほとんどなし。再放送のドラマSPではゆうことのだめが楽友協会について火花を散らしていたけど(笑)。映画だけを観たら、あのホールでやることのすごさに気づかない人もいるかも。。。もったいないー。) のだめのピアノも変わっていました。変化、進化? コンヴァトの進級試験でモーツァルトのトルコ行進曲を弾くのですが、素人耳にも「違う!」ということがよくわかる、個性的な演奏。のだめの「はねる、跳ぶ」という演奏はこういうことなのか、とドラマでも感じましたが(映像化されて嬉しかったことのひとつ)、この映画版ではその個性がますます強調された演奏になっていました。 ランランが弾いているそうですが、私、ランランの演奏を聴いたことがないのです。(ピアノにどうしても興味が行かないので・・・。)日ごろからこういう演奏をされる方なのでしょうか。 そうそう、のだめを演じた上野樹里、今回はかなり本当にピアノを弾いていました。ドラマ版の時もかなり弾けるようになっていたそうですが、今回は実際に弾いている手元がかなり映りこんでいました!ぶらぼー。 (ターニャもそうだった~。みんな本当にがんばって練習しているんですね。) この前編のお話は「マルレ」の物語。 マルレのメンバーはみなさんほとんど「本物のオケ」のメンバーなのですね。みんな弾いて、演じてる。 コンマスがびっくりするほどハマっていて。。。よくこんなにハマっているヴァイオリン弾きを探してきたな!と感心していたら、パンフレットを読んでびっくり。このコンマス役の人や、他にもマルレの目立つメンバーは「楽器も弾ける役者さん」だった。。。「ヴァイオリンで活躍。その後、俳優としての活動を開始。」みたいなプロフィールがいくつもあって、いろいろな人がいるんだなあ~と驚きました。のだめのためにいるような人材だ(笑)。 原作よりも「マルレ」のメンバーが努力している姿が強調されているのですが、それがいいシーンになっていました。チェロのトップが、子どもや奥さんにじゃまにされながら個人練習していたり(リアルにあり得るシーン(笑))、オーボエの「ケータイ」がタクシーの客待ち中に練習していたり。 そして本番。1812。 上述したように「なんで1812?」と思っていました。(原作だとウィリアムテルのはず。)1812は好きなんだけれど、わざわざ変えなくても・・・、1812のほうがウケやすいの?などなど邪念があったのですが、そんな思いが吹き飛ばされました! かっこいい!1812。 終わった時には本当に拍手したかったです。 演奏も、映像も、テオも(笑)、指揮も、みな本当によかったー。 これも、その前にマルレのメンバーが葛藤しながら努力していく様子がわかりやすく描写されていたから、余計によかったのかな。 1812のリハシーンで「粘着千秋」が冒頭のチェロを延々とやり直しさせるシーンもちゃんとありました。(たぶん、ただ指揮するよりも、指揮しながら矢継ぎ早にダメ出しするほうがもっと大変だったでしょうね、玉木千秋。) 1812を聴きながら「じーん」としかけていたところで、大砲。思わず声を出して笑ってしまいました。テオ、がんばった! 1812でこれだけ盛り上がったのだから、その後のバッハはさわり程度かと思ったのですが、これまた良かった!シュトレーゼマンとの練習シーンのバッハもしっかり聴かせてくれて、「屈折して鬱々とした感じ」がよく分かりました。 ここでのだめの「ずるい・・・」となるのですが、原作よりもずっと分かりやすいですね。のだめがどうしてあそこまで落ち込んでしまったのかがよく分かる。(原作は「行間を読む」必要が結構ありますよね。) その前に「ボレロ」での共演がダメになる経緯があって(原作よりもかなり強調されていて笑える、楽しいシーン。号外も、KYも。)、それでも頑張って「先輩に追いつこう」としていたのに、あっさり弾かれてしまったバッハ。のだめも一緒に練習していたし、バッハ。 やってもやっても追いつかない。その心境がよく描かれているし、オクレール先生の「そうか、指揮者だったのか」というセリフ、のだめが「先輩との共演が目標」ということに対しての「そのままじゃだめだ(こういうセリフはないけど)」とのだめの進む方向を変えさせたいんだなあ、と「ヨーダ」の思惑がよくよくわかるようになっていました。(これできれいに後編、フィナーレにつながるんですね。) マルレの演奏会、バッハの後はチャイコの悲愴。これがのだめの心情とすっかりシンクロしていました。そのためにメインを悲愴にしたのかな? そして最後は落ち込むのだめのバックにマーラー。 マーラーは苦手なんです。でも、このマーラーは感動しました。。。思わず、CDで聴きたくなりました。見直した、マーラー。美しかった。 BGMはメジャーどころが多かったように思います。(真剣に集中して必死で観ていたから、「あれ、曲名が思い出せない、なんだっけ!?」と思っている間に次々にシーンが変わっていってしまった。) 中でも号外シーンの第九、歓喜の歌が個人的には一番のツボ! 今後、第九を聴くたびに号外シーンを連想してしまいそう・・・。 つらつらと思いつくまま、思い出すままに書き連ねました。 とにかく、よかったです! すべてを一言で表すと、「千秋先輩、かっこいい!」の一言になってしまいますが(笑)、大画面で観る千秋、本当にかっこよかったです。 ああ、本当にリピートしたいよー、また観に行きたいよーーー。
by rejoiceoct5th
| 2010-01-07 00:51
| 音楽との生活
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