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2009年 04月 06日
今更ですが二人目、ユウの出産記録。
長いです。一部、生々しいです。。。 ++++++++++++++++++ 2008年11月末:妊娠9ヶ月 検診にて子宮口が開きかけていると指摘され、 週末はなるべく安静にしているようにとの指示。 (事務仕事はOKとのこと。) 後に、この検診の際の先生が非常に慎重派の先生であったことを 知りました。 (この産院では珍しいタイプ。) 体重増加を厳しく指摘されたのも、この先生だけだったかも。 (でも信頼できて、私は好きでした。) 2008年12月:臨月 1週間ごとの検診で「いつ産まれてもおかしくない状態」 「年を越すことはまずない」とまで言われ続けました。 そこまで毎回言われたら(しかも毎回違う先生に) 絶対に年内に産まれると思いこんじゃいますよ。 本人も、周りも・・・。 2009年1月6日(火):予定日3日前 まさかの年を越しての検診。 もう半信半疑、まさかの「予定日超過」を 疑い始めました。 「Xdayはいつなのか!?」が最大の関心事に。 2009年1月9日(金):予定日 何事もなく一日が過ぎて行きました(笑) もう周囲に申し訳ない、狼少年のような心境。。。 軽い生理痛のような痛みがたまーにある程度。 今回の妊娠、最初から最後まで理由のない「不安」が いっぱいだったのですが(要は「生きて産まれて来てくれるかどうか」 という不安) この時になってもまだ何とも言えない不安で 夜中眠れなくなることがありました。 2009年1月10日(土):予定日超過1日目 普通に、ハルのバイオリンレッスンへ。 その夜、ようやく「おしるし」があり、 軽い痛みが頻繁に続くようになりました。 2009年1月11日(日):予定日超過2日目 あいててて・・・と言いながらも 普通に家事やお出かけができるレベル。 この日は友だち家族と一緒にウルトラマン展へ。 車の中で「あいててて」と言いながら向かったのですが (入院グッズはもちろん持参) 日中は痛みがますます軽くなり、遠のき、 やっぱりただの「前駆陣痛」なのでした。 2009年1月12日(月・祝):予定日超過3日目 前駆陣痛がひたすら続き、時間の間隔も10分を切ることがあるのですが、 しばらくするとまた15分くらいに遠のき・・・の繰り返し。 「微弱陣痛でなかなか産まれない」というパターンの出産は つらそうだなあ・・・と不安になり、 日付が13日に変わる頃、マンションの9階まで階段を一気に3往復。 2009年1月13日(火):予定日超過4日目、出産 階段上り下りの後、ベッドに入ったのですが、 痛みの「質」が変わってきたのが分かりました。 もう眠れる痛みじゃないし、遠のくこともない。 いよいよです! 2時 オットを起こす 4時 実家に電話、来てもらうようお願い。 (1コールですぐに父が出て驚きました。) 陣痛10分間隔を切るか切らないかでしたが、 まだまだこんな痛みで産まれるわけがないという状態。 オットに急かされて病院に電話しましたが、 「もう来てもいいし、もうちょっとしてからでも・・・」と 病院側も迷っているようだったので、 「ぎりぎりまで家にいたいです」と一度電話を切りました。 5時 ちひろ両親到着。父はそのまま帰宅、 母がハルの子守りのため病院に同行する手はずです。 陣痛の間隔は5分~7分程度。 本当はもうちょっと家に居たかったのですが、 病院に電話すると「さすがにもう来て」とのこと。 5時半 ハルを起こし、病院へ向かう。 痛い!けど、叫んだりするほどではなく、 ひたすら深呼吸すれば大丈夫。 6時過ぎ 病院へ到着。朝もやの中の病院、 この光景が強烈に記憶に残っています。 ナースステーションへ行くと「待っていたよ!」と とても頼もしいベテラン風の助産師さんが出迎えてくれました。 諸々の事務手続きの後、LDRへ。 着替え、トイレを済ませ、助産師さんの内診。 「ねえ、言ってもいい?もう、すぐに生まれるよ! よくここまでがんばったねえ」とのこと。 「だといいんですけどねえ・・・」と答える私。 そう、ここまで、ハルの時と同じパターンで来ているのです。 「よくここまでがんばったね」というホメ言葉も、 まるでデジャブのよう。 ■ハルの時の出産パターン■ ぎりぎりまで家で粘る(5分間隔切るまで) ↓ 病院に着くころにはすぐに産まれそうな状態と言われる ↓ 1時間半ほどするとMaxの痛みだった陣痛が遠のいて行く (でも痛いのは本当に痛い) ↓ 促進剤を投与 ↓ 1時間以上、何十回もいきみ続ける ↓ 体力の限界を超え、ぼろぼろになった頃、 ようやく「最後のいきみ」となり、出産 ↓ 後処置(縫合)に1時間。痛い、痛い、痛い。 ↓ 1時間安静の後、またも後処置!(追加縫合・・・。) もっと痛い、痛い、痛い! ↓ プラス5時間、計6時間安静の後、ようやく病室へ移動。 (車イス使う?と聞かれる状態。) 今回も途中まで同じパターンでした。 そう、途中で陣痛の間隔が遠のいて行くのです。 でも、今回はその後の展開が違いました。 感動しました。 6時半ごろ オットが立会いのためLDRへ。 前回は消毒して、給食のような帽子・マスク・着衣で立会いましたが、 今回は何もつけず、そのまんま入れたそう。 7時ごろ 痛いけど、取り乱しません。 陣痛の波がやってきても深呼吸とうなり声だけ。 心の中で「そう、上手だよー。がんばって降りておいでー。 うん、上手だよー。」とまだ見ぬわが子に声をかけていました。 そんな自分に少し酔っていて、 この状態のまま産める!!・・・とまだこの時は思っていました^^;。 8時ごろ 6時半の段階で「すぐ出産」と言われたので、 うまくいけば8時ごろに産めちゃうかも!?という期待もあったのですが、 まだまだ。。。 助産師さんが何度も様子を見に来ては、 「いきみたくない?まだ?そうかー、いきみたい感覚が来たら もうすぐに産まれるから、ナースコール押してね」と繰り返します。 そうだった、ハルの時も最後まで「いきみたい感覚」がなかったっけ・・・。 (いきんでと言われて、「どうやっていきむんですか?」と 聞いたのでした。) 9時前 夜勤から日勤に変わったのでしょう。 それまでのあの頼もしい助産師さんから、私と同年代ぐらいの助産師さんに。 ちょっと心寂しくなりましたが、この助産師さんがすごいということに 後から気づくのです。 新しい助産師さん、仰向けになって陣痛を耐えている私を見て、 「その体制、つらくない?好きな格好していいのよ、起き上がったり」 とさらりと大事なことを一言。 えー!いいの?いいの!? 一度横を向いたのですがおなかにつけている 分娩監視装置が反応しなくなり、慌てて仰向けに戻した私。 (夜勤時の助産師さんは「仰向けか、ちょっと横向くだけにしておいてね」と 言っていたのでした。) 少しでもラクな体制を探して、起きたり横向いたり、あれこれ試しました。 ここまで来ると、どんな体制でもきついんだけど。。。 痛みのMax時には、両手をこぶしにして腰の下あたりを押していました。 これってハルの時とは違うなあ。おもしろい。 9時 日勤のドクターの診察。 どの先生が担当されるか、ずーっと気になっていました。 (たくさん先生がいるので、どなたになるかは当日までのお楽しみ。 ハルの時は「初めまして」の先生でした。。。) 現れた先生を見て、やったー! 検診でも何度かお世話になった、見た目とっても若い先生なのですが、 好印象だった先生。 「初めまして」じゃないだけでも、一気に気が楽になりました。 「うん、もうすぐに生まれそうですね!」 ・・・だといいんですけどねえ・・・とまたつぶやく私。 9時半ごろ ドクターが再び現れ 「いい感じ進んでますね」 「でも、ちょーっと遠のいてきちゃいましたね」 ・・・、来た来た、そのせりふ。 促進剤に1時間以上のいきみですか?? 「うん、でもこのまま、クスリは使わずにもうちょっとがんばりましょう。 大丈夫だと思いますよ!」 え!! 一人目と違う展開。 「進みをよくするために、破水させちゃいましょうね」とのことで 人口破膜。 ここまで、深呼吸とうなり声だけで耐え、 陣痛中におなかの子に語りかける余裕までありましたが、 人口破膜の後辺りから「痛いようーーーーー(涙)」と オットにすがりつくようになりました。 言っても仕方ないんだけど、それ以外に言うせりふがないんです。 痛いんだもの。 しばらくしてから助産師さんが内診した際にふともらしたせりふ。 「うーん、いきみ始めてもいいんだけどねえ。 ここからいきんじゃうと、とっても疲れるお産になっちゃうんだよねえ。」 相変わらず痛みに耐えるのに必死なのでまともにコメントできなかったのですが、 内心「そう!そうなんです!前回のお産、とってもとっても疲れたんですー!!」と 叫んでいました(笑) どうやらお産の進み方は同じだけど、 やはりお産のやり方は違うことになりそうです。 10時前 助産師さんが内診。 「赤ちゃんの回転があともうちょっと必要なんだよね。」 そうか、陣痛が遠のいちゃったから降りてくるのが遅くなっちゃうのか。 なんて冷静に返答できるわけもなく、とにかく「痛いーーー(涙)」。 「赤ちゃんの回転を手伝ってあげるから」とのこと、 「ぜひお願いします!!」と言うものの、陣痛のピークの時にやろうとするので 「え、え、今じゃなくて・・・(涙)」と懇願するものの、 「ごめんね、痛いよね」と言われながら、 助産師さんが手を入れてぐりぐり・・・と。(想像ですが、多分そんな感じ。) 本当に痛かったです・・・。 「体をこっち向きにしてみて。赤ちゃんが回転しやすくなるから」 と言われて「はい、はい!もう何でもやります!!」と張り切って 指示された向き(右向きでした)に変えると・・・、超激痛!!! 「痛いようーーーー(涙)」から 「痛い、痛い、痛いーーーー!!!!」に変化しました。 「いきみたい感じしてきた?」と聞かれるのですが、 「それはまだ全然ないんです~~」と答える私。 でもあまりの痛がりよう、取り乱しように、 「うん、お産の始まりの合図かな。うん、始めましょう。」と一言。 閉じられていたLDRの扉が全開になり、 たくさんの人が入ってきて、たくさんの機材が運び込まれてきました。 「ドクターは?回診中?呼んできて!じゃあ、始めちゃおうか」という せいふが聞こえて来るなか、 「痛い、痛い、痛いーーーー!!!!」しか言えない状況。 言っても仕方ないんだよねえ・・・とどこかで冷静に思っているのですが、 言わずにいられないのです。 いつの間にか、正面にいる今までの助産師さんの他に、 両脇にひとりずつ、計3人の助産師さんに囲まれていました。 左手についてくださった助産師さんが知人にとても似ていて (それも私がとても尊敬する女性に) 「痛いーーーー(涙)」と目ですがりつくと 「うん、痛いねえ、はい、はいてーーーー、ふーーーーだよー。 うん、痛いねえー、でも足は閉じないで。はい、ふーーーー。」と それはそれは優しく・・・、まるで赤ちゃんのように あやされてしまいました。心強かったなあ。 10時10分ごろ 「はい、いきんでいいよー」と助産師さんに言われ、一回いきむ。 いつの間にか助産師さんの後ろにドクターもスタンバイしていました。 お産は完全に助産師さん主導で進むようです。 これもハルの時と全く違う。 (ハルの時は夜中だったせいかドクター1人、看護士さん1人の2名体制で、 ドクター主導のお産でした。) 「はい!もういきむのやめて!力抜いてー!!」 え、まだいきみたいないというか、いきむのがやめられない。 痛いし、全身にものすごい力が入っているし。 「頭もう出てるからね!力抜かないと赤ちゃんが飛び出しちゃうよ!!」 と言われましたが、全身の力が全く抜けないのです。 ここからが今回は(ハルの時と比べて)すごく長く感じました。 こんな長い時間、力を入れずにリラックスなんて絶対ムリ。 痛みも本当のMax。 のぞいてみると、確かに赤ちゃんの頭が見ています。 この感覚、すごくこわい。やっぱり力が入ってしまう。 もう、すぐにでも全身出してしまいたい。 「力抜いて!すごい力だなあ(苦笑)」と何度も言われるなか、 時間をかけて、ゆっくりゆっくりと赤ちゃんの全身が出てきました。 10時37分。 初めて見る赤ちゃんの顔。 ・・・ハルとそっくりで、「久しぶり!」という懐かしい感覚。 ちょっとだけですが、産まれてきたままの状態でだっこさせてもらえました。 (これもハルの時にはできなかったので嬉しかったです。) 「がんばったねえーーー。」とか言った気がします。 10時40分以降 お産が終わると同時に助産師さんからドクターへバトンタッチ。 「ちょっと切れちゃいましたから、縫いますねえ。」 二人目は切らずに済むと思っていたのですが、切れちゃいましたか。 そりゃそうだ、あんなに力が入っていたもの。 頭では仕組みを理解しているけど、あそこで力を抜くことは 私にはムリでした。 ちくちくちく。 あれ、全然痛くない。 一人目の時のあの痛み(出産よりも辛かった)は何だったの?? その処置の間、頭上のモニターでは 赤ちゃんの処置(あちこちのサイズ測ったり、口や鼻に管を入れられて 羊水?を吸い出したり、着替えさせたり、の一連の処置)が 写し出されています。 その映像を必死に見ている間に、本当に「ちくちくちく」程度で終了。 「はい、おしまいですよ」ってものの5分。 一人目の時の処置1時間って。。。 痛くて痛くて、看護士さんに体おさえつけられ、 痛みを耐えるために服の袖口かんでいたのに、 普通に話しながら終わってしまいました。 1時間半近く、何十回もいきむというお産、 やっぱりすごい負担かかっていたんだろうなあ。 このまま1時間安静。 子宮の収縮でおなかが痛い。 でも陣痛の痛みと比べれば! さすがに疲れていたのか、すぐに眠れてしまいました。 何度もおなかの痛みで目が覚めて「は!!」としましたが、 「ああ、もうあの痛みは終わったんだ。」と思うと 嬉しくて嬉しくて・・・。 それにしても結構おなかが痛い。 1時間後に様子を見に来た助産師さんにそのことを伝えると 「ああ、実は子宮の戻りがあまりよくなくて、 収縮剤を点滴してるんですよ」とのこと。 なるほど! (そのおかげか、収縮剤の点滴後は全く後陣痛がなく、 快適でした。) 出血も多かったそうで、貧血もばっちり。 (鉄剤さぼったからなあ。。。) でも2時間半の安静で病室に戻れることになり、ほっとしました。 もう何が気になるって、ハルが心配で心配で。。。 陣痛の最中も、ずっとハルのことが気になっていました。 前回のお産では6時間も安静だったんですよ、 縫合も2回やったし・・・と助産師さんに話すと、 「え!それはひどい。。。」と顔をしかめていました。 素人目には、一人目も二人目もお産の進行は似ていました。 一気に進んで、でも陣痛が遠のき・・・というパターン。 でもその後の進め方が全然違う。 この二つのパターンを、以前産婦人科で働いていた看護士の友だちに話すと 「その(二人目の時の)助産師さん、すごいスキルが高いよ」と一言。 そうか、そうだったのか。 今回の出産で、本当に助産師さんに感動しました。 なんてすばらしい仕事なんだろう!! 生まれ変わったら絶対助産師になりたい!!! と本気で思います。 すばらしい! 処置後、落ち着いてから助産師さんに 「すみません、あんなに取り乱して・・・」と謝ると、 「上手なお産でしたよ。全然取り乱してなんていません。 冷静なうちは産まれないってこっちは思っていますから(笑)」と 言われました。 でも、二人目は「痛い」なんて言わずに産めると思っていたんですけどね。 「二人目でも痛みは同じですよ。 かかる時間が短いだけで、痛みは同じ」とのこと。 二人目以降はラクに違いないと思い込んでいたのが、若干誤算でした。 痛みは同じ、なるほど。 最後のMaxの痛みのとき、「えーー!こんなに痛いのーー!?」と 思ったもの(笑)。 そんなわけで、出産後1時間足らずの分娩台の上で、 オットに「次があるとしたら、絶対無痛分娩で産む」と宣言。 お産に感動したけど、もうあの痛みはムリです。 叶うことならもうひとりくらい赤ちゃんほしいと本気で思う。 でも、でも、絶対無痛です!!!
by rejoiceoct5th
| 2009-04-06 22:28
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